私が現在体験している家庭菜園や料理を執筆しています。自分の経験している家庭菜園や料理を元に説明して少しでも参考にできたら幸いです。

家庭菜園でおすすめの野菜12選解説!春野菜と秋野菜に分けて紹介!

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Young woman wearing a straw hat and holding a box of vegetables

家庭菜園をやる上では、自分で手間かけて栽培した野菜を育てるからこそ、新鮮なまま食べられるのは幸せそのものです。

初心者の方が、家庭菜園をやる上で最も大切なことは、季節を考慮した上での野菜選びです。

できる限り栽培しやすく、手軽に育てられる野菜から始めることをおすすめします。

今回の記事では、初心者に向けての育て方ポイントと家庭菜園で育てやすい野菜を春秋分けての12種類を解説します。

自分が好きな野菜を作りたい方や新鮮なうちに食べたい方はぜひ最後まで読み通してください。

初心者でも野菜を栽培できるようにするため、野菜の選択ポイントを以下の5つ紹介します。

  • 簡単に栽培できる
  • 狭い場所でも可能
  • プランターでも育てやすい
  • 数多く収穫できるか
  • 知名度が高い野菜

以上のポイントを踏まえて野菜を選べば、栽培の楽しさがでて、成功する確率が増えるでしょう。

野菜を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてみてください。

簡単に栽培できる

手軽に家庭菜園を始めたい方は、簡単に栽培できる野菜がおすすめです。

主に小学校でも授業するミニトマト、たくさん実がなりやすく成長が早いきゅうり、栽培期間が短く育て方手順が少ないラディッシュなどがあります。

栽培のやりやすさを選択すれば、成功しやすく収穫の楽しさが味わえます。

育てやすい野菜からはじめ、慣れてきたら自分がやりたい野菜を育ててください。

狭い場所でも可能

家庭菜園と言えば、畑を借りて育てる・市民農園などを考える方もいるかと思われますが、より狭い場所での作業も可能です。

例えば、家の庭先で小さな場所を使う、ベランダで鉢やプランターで育てれば気軽に始められます。

スペースが狭い場所で始めるなら、ネットやひもで縦の空間に簡単に栽培できるキュウリや何回も収穫できるミニトマトやピーマンがおすすめです。

また、外だけでなく室内でも栽培可能なのでぜひ試してみましょう。

プランターでも育てやすい

マンションのベランダや狭い土地など狭い場所ではじめるなら、プランターで栽培しやすい野菜がおすすめです。

気温や天気に左右されにくく、室内や日当たりのよい場所へ気軽に行ける点が特徴的です。

さらに、培養土を使えば肥料を管理しやすいため、初心者にも適しているでしょう。

特に、根が浅いリーフレタスやラディッシュ、冬でも栽培可能なコマツナやホウレンソウがおすすめです。

また、栽培キットや小型プランターがあれば、室内スペースも確保しやすく簡単に育てられます。

数多く収穫できるか

ミニトマトやキュウリなど一株で連続して収穫できる「実もの」や、ラディッシュやコマツナなど短期間で葉が成る「葉もの」がおすすめです。

収穫の多さも家庭菜園の楽しみの一つであり、野菜の栽培の仕組みを知る機会にもなります。

労力も少なくできるので、満足感も高まるでしょう。

知名度が高い野菜

トマトやきゅうり、ニンジン、大根などは知名度が高く、料理に頻繁に使われる傾向にあります。

他にも、添えるためにも使用するシソやバジルなどのハーブ類から検討するのも良いでしょう。

もし、育て方が分からなくても名前や形状を知っていればネットや本などで簡単に調べられます。

育てる気持ちもわいてきて、完成して料理した後の新鮮な食べ物は家族や友人も喜ぶでしょう。

春と言えば、新しい始まりの季節で、家庭菜園を楽しむのに最適な季節でもあります。

春は気温が暖かく、全体的に育てやすい絶好の時期です。

特におすすめしたい初心者向きの春野菜を以下の7選を紹介します。

  • ミニトマト
  • キュウリ
  • ピーマン
  • バジル
  • ニンジン
  • ラディッシュ
  • 枝豆

上記の野菜は春から夏にかけて収穫が楽しめる種類です。

春の訪れと共に、野菜を栽培して、新たな農業体験を楽しんでください。

ミニトマト

ミニトマトのおすすめ栽培期間は、種まきは3〜5月、植え付けは4〜6月、収穫は5〜8月です。

ミニトマトは家庭菜園をやる上でも、特に人気の野菜です。

支柱とひもさえあれば、手入れも簡単なので、手順自体も難しくありません。

何度も収穫でき、緑色の実が赤または黄色くなるまでにも楽しみがあるでしょう。

ただし、トマトは雨の少ない南アメリカ原産地域であり、水をやり過ぎるまたは実や葉などに水をたっぷり与えると腐ってしまいます。

水を与え過ぎないこととなるべく根以外に水を当てないことが大切です。

キュウリ

キュウリのおすすめ栽培期間は、種まきは3~5月、植え付けは4~6月、収穫は5~9月です。

虫や病気の影響が受けにくく、育成がしやすいのが特徴です。

ただし、キュウリやカボチャ、スイカなど同じ種を連続で作り続けるのはやめましょう。

生育が悪くなり、枯れてしまうなどと障害を起こす可能性が高いからです。

また、キュウリは水分が9割以上あるので、水やりを定期的に行ってください。

キュウリは植え付けから1ヶ月も経たないうちに初めて収穫でき、何度も収穫できます。

夏中心の暑い季節には特におすすめの野菜と言えるでしょう。

ピーマン

ピーマンのおすすめ栽培期間は、種まきは3〜5月、植え付けは4〜7月、収穫は6〜10月です。

キュウリと同様に虫や病気の影響になりにくく、育成しやすいのが特徴です。

ただし、ピーマンも連作障害が起きやすいので、ピーマンやトマト、ナスなど同じ種を連続で生育するのはやめましょう。

ピーマンも、日当たりが良い場所で育てて、水やりを定期的に行うのも重要です。

1株に何度も収穫ができ、育て方も比較的簡単なので、初心者にも適しています。

バジル

バジルのおすすめ栽培期間は、種まきは3〜5月、植え付けは4~6月、収穫は5~8月です。

一般的なハーブの中でも育てやすく、初心者でも簡単に栽培可能です。

水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと行い、種をまく際には土で覆いすぎないように注意しましょう。

バジルの効果は、香りや味わい以外にも、虫除けとしても効果があります。

そのためトマト、ピーマンなどに一緒に植えるのは相性が良いとされています。

葉が美しいだけでなく、成長に合わせて収穫方法を工夫すれば、何回も収穫が可能です。

ニンジン

ニンジンのおすすめ栽培期間は、種まきは3~5月、収穫は7~9月です。

ニンジンを育てる上で大切なのは、根の長さに合わせたプランターの深さが肝心です。

例えば、短根種の場合は20cm以上、長根種の場合は30cm以上が適しています。

土の中でゆっくりと成長する根菜類であり、ビタミンAが豊富に含まれています。

ニンジンを育てる際には、十分に耕された深い土壌を用意してください。

ラディッシュ(二十日大根)

ラディッシュ(二十日大根)のおすすめ栽培期間は、種まきは3〜9月、収穫は4~11月です。

種をまいてから約1ヵ月程度で収穫できるスピードテスト感があるのが特徴です。

時期によっては、名前通りに最短で20日ほどで収穫が可能なので、早めに収穫できるのもポイント。

また、ラディッシュは直径2~3cmと小さめなサイズなので、大きなプランターを用意する必要はありません。

そして、病害虫にも強いため、初心者にもおすすめの野菜と言えるでしょう。

さらに、ラディッシュはサラダやお漬物などに利用でき、辛味も特徴的です。

狭い自宅でも手軽に栽培できる上に、調理も簡単なので、新鮮なラディッシュに挑戦してみてはいかがでしょうか。

枝豆

枝豆のおすすめ栽培期間は、種まきは4〜6月、植え付けは5〜7月、収穫は6~9月です。

重要なポイントとして、連作障害を避けるために毎年異なる土で育ててください。

また、枝豆は風に弱いため、支柱を立てて植えましょう。

さらに、枝豆はマメ科の植物なので、肥料の使用量は控えめにするのがおすすめです。

枝豆はたんぱく質や食物繊維が豊富に含まれており、おつまみとしても最適と言えます。

倒れないようしたり草丈30cm程で摘心するようにするなどコツが必須ですが、収穫したての枝豆は格別の味わいを楽しめるでしょう。

秋は、気温が下がるものの、虫も少なくなるので植物たちが元気に成長する絶好の季節です。

そこで、秋冬におすすめの野菜を以下にまとめました。

  • 大根
  • ホウレンソウ
  • 白菜
  • 小松菜
  • リーフレタス

上記の野菜は、秋の家庭菜園で楽しむのに最適な種類です。

初心者の方でも栽培しやすく、人気が高いものばかりですので、ぜひ挑戦してください。

大根

大根のおすすめ栽培期間は、種まきは8~9月、収穫は10~12月です。

大根は寒さに強い野菜であり、冬の間長期にわたって楽しめます。

家庭菜園で育てる場合、20cmのものが一般的であるので、30cm程の深めのプランターが適しています。

小ぶりな大根もあるので、ミニ大根もおすすめです。

ただし、異物(石や根など)が土に混ざると、また根こぶ(根の先が分裂する)ができやすくなるので注意しましょう。

大根は育てやすく、サラダや煮物、漬物など幅広い範囲で料理に使えるので、家庭菜園でも人気の野菜です。

ホウレンソウ

ホウレンソウのおすすめ栽培期間は、種まきは8~10月、収穫は9〜12月です。

寒さに強いため、気温の低い地域でも比較的育てやすい特徴がありますが、暑さにはあまり強くありません。

したがって、暑くなる前に収穫することが重要です。

鉄分やビタミンが豊富に含まれており、健康に良い食材としても知られています。

お庭や畑でこまめに育てることが可能なので、ぜひ育ててください。

白菜

白菜のおすすめ栽培期間は、種まきは8~9月、植え付けは9~10月、収穫は10〜12月です。

秋にまくのが比較的育てやすく、種まきから収穫までの期間は約60〜100日ほどかかります。

白菜は、低温の影響で抽苔(ちゅうたい=茎が細く伸びすぎる現象)が起こる可能性があります。

そのため、葉が約10枚になるまで、トンネルなどで被覆しましょう。

また、15℃以下の低温にならないように注意してください。

白菜は、鍋料理や漬物に最適です。

寒さが増すほど甘みが増すので、寒冷地での家庭菜園には特に適しているでしょう。

小松菜

小松菜のおすすめ栽培期間は、種まきは3〜10月、収穫は4〜12月です。

基本的には種をまいてじっくり待つだけです。

約1~2ヵ月程度で収穫ができ、冬期間でも育てることができるので初心者にはピッタリ。

また、生育適温は約20度ほどと比較的温暖な気候を好むため、秋に栽培を始めるとより大きく育つことが可能です。

栄養価も高い小松菜は、成長スピードが速く、秋の家庭菜園に最適な野菜と言えるでしょう。

さらに、サラダやおひたし、炒め物など多様な料理に活用できるので、栽培するのに楽しさ満載です。

リーフレタス

リーフレタスのおすすめ栽培期間は、種まきは4〜9月、収穫は5〜11月です。

種をまいてから約2か月後辺りに、新鮮な葉を収穫できる傾向にあります。

プランターでも栽培しやすく、外側から葉を摘むことで収穫期間を長く楽しめます。

リーフレタスは、基本的に眺める程度でいいので育てるのが比較的簡単です。

さらに、毎日の食事に新鮮なサラダの葉を加えるので、食卓が彩り豊かになり食べ頃でもありますよ。

ラディッシュ

コマツナ

今記事では、初心者に向けての家庭菜園を始めるポイントやおすすめの野菜を解説しました。

初めて家庭菜園を始める際には、初心者でも成功しやすい野菜を選択しましょう。

自分が手入れをして育てた野菜を収穫し、新鮮な物を食べるという達成感や喜びは格別でしょう。

家庭菜園を楽しめば、新しい趣味や健康的な食生活が手に入ります。

また、家庭菜園を行うためにプランターや培養土など必要なアイテムや道具の準備も忘れずに行いましょう。

まずは、自分のやりやすい方法で試して、自分のペースで家庭菜園を楽しんでください。

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